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意思決定とは何か?どう進めるのか?

遅ればせながら意思決定について、定義しておきたいと思います。一般的には、意思決定とは、「問題を特定し解決するためのプロセス」です。また意思決定は様々な基準で分類されますが、ここでは「プログラム化された意思決定」と「プログラム化されない意思決定」に分けて考えてみます。


プログラム化された意思決定

これまで何度も繰り返されていて内容が明確化されており、問題解決手順が既に存在するものです。定型的意思決定とも呼ばれます。企業で言えば、現場に近いレベルで行われる業務的な意思決定がこれにあたります。


プログラム化されない意思決定

今まで経験したことがなく、内容が明確化されておらず、既存の問題解決手順がないものです。こうした意思決定が行われるのは、組織が未経験の問題に直面し、どう対応してよいのか分からない場合です。よって、明確な意思決定の基準は存在せず、代替案も曖昧です。提案された代替案が問題を解決してくれるかどうかも分かりません。非定型的意思決定とも呼ばれます。

企業で言えば、より経営陣に近いレベルで行われる戦略的な意思決定がこれにあたります。ただし現場レベルにおいても、ゼロベースで業務内容を見直したり、斬新な新商品を開発するといった場面では、プログラム化されない意思決定と言えるでしょう。

さて人間は、できるだけ行動をパターン化、プログラム化しようとします。多少の状況の違いがあってもだいたい似ているものは「同じ」とみなさなければ、とても日常生活は送れないでしょう。意思決定についても同じで、できるだけ合理的でシステマティックに行おうとします。一般的には次のようなプロセスになります。


<問題を特定する段階>

・外部・内部情報をモニターして異常(問題)はないかを確認する
・意思決定の問題の本質を具体的に定義する
・意思決定の目的を明確化する
・問題の原因を分析・検討する



<問題を解決する段階>
・解決策の代替案を策定する
・代替案を評価する
・最良の代替案を選ぶ
・選ばれた代替案を実行する



このような意思決定のアプローチは、合理的アプローチと呼ばれます。


【参考】
「組織の経営学―戦略と意思決定を支える」リチャード・L. ダフト著 ダイヤモンド社

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

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