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発想のための観点⑥(ありがちな失敗)

■アイデアを企画として判断してしまう

ビジネスシーンでのアイデアの発想というと、販促案の企画、新商品・新サービスの企画、業務改善の企画などが考えられます。アイデア発想は企画の出発点ではありますが、両者は異なるものです。ビジネスシーンにおける企画とは実行可能性や利益可能性を含むものですが、アイデア発想の段階でこれらを求めると無難なアイデアしか出てこなくなります。

アイデアをたくさん出す⇒良いアイデアを選ぶ⇒企画にまとめるという手順に沿って、まずは常識はずれでも良いのでたくさんのアイデアを出すことに専念することが求められます。


■アイデアをまとめてしまう

「アイデアの発散と収束」ということがよく言われます。ここで注意したいのが収束です。収束の際によくあるのが、みんなの意見をそれぞれ部分的に取り入れてしまうというもので、その結果、本来の目的やメッセージ、商品やサービスの位置づけが不明確となり、中途半端なものになってしまうことです。

想を拡げた後に必要なことは、収束ではなく選択です。一番面白そうなアイデア、優れているアイデアを1つだけ選ぶということです。

棄却されるアイデアの発案者に気を遣って部分的に取り入れようとしてしまいがちですが、そうするとアイデアがだんだん丸まって面白くなくなります。思い切って無記名投票するなどして選択する必要があります。

投票にあたっては、まず効果が最大のものを選ぶようにし、ひとまず実現可能性は横に置いておくということも求められます。



【参考】
『全思考法カタログ』三谷宏治著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
『発想法の使い方』加藤昌治著 日本経済新聞出版社

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

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