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アイゼンハワーに見る計画の科学②

1回飛びましたが、「アイゼンハワーに見る計画の科学」の2回目です。

 

■計画そのものよりも策定のプロセス

 

急に顧客や上司から急に依頼があったり、家庭で問題が起きたりと、私たちの日常は、予期せぬことの連続で、そちらに引っ張られて計画通りに行くことは滅多にないかもしれません。それでも計画を立案する過程で、不測事態を想定し対処を考えることができ、有用なのです。

 

アイゼンハワーは、「計画そのものは無用だが、計画策定のプロセスは絶対に必要だ」と述べています。

 

 

■アイゼンハワー・マトリックス

 

アイゼンハワーは世界史でお馴染みのように、第2次世界大戦中のヨーロッパ連合軍の最高司令官で後のアメリカ第34代大統領です。もとマッカーサーの副官で、第二次世界大戦勃発時には一介の中佐にすぎなかったのが、米英仏など約450万の連合軍の最高指揮官にまで抜擢されたのは、アイゼンハワーの持つ高い管理・外交能力であったとされています。

 

アイゼンハワーといえば、時間管理術で使うアイゼンハワー・マトリックスが有名です。


アイゼンハワー・マトリックス 本当にアイゼンハワー本人が使ったかどうかは不明ですが、次のような発言があります。

 

「最も決断を急ぐべき案件が、最も重要な案件であることは滅多にない」

 

私たちは日常のルーチンワークに忙殺され、長期的な展望(緊急性が低いが重要度は高いもの)を考え実行することがなかなかできません。このことを計画におけるグレシャムの法則といいます。

 

自分の目標を実現するには、前回述べたように、まず計画することが大事です。日常の中で、まずは「緊急性が低いが重要度は高いものを計画する」ことをリスト化するとよいかもしれません。

 

 

【参考】

『コトラーのマーケティング・コンセプト』フィリップ・コトラー著 東洋経済新報社

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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