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顧客価値のシフト③

■中古市場

 

既存のビジネスで新品を売っている場合に中古品も売るというケースです自動車メーカーやアマゾンなどの例があります。新品販売時に、中古品になったときの買取もセットで提案すると顧客価値が高まります。

 

 

拡張化

 

商品そのもののカテゴリーよりもっと広いカテゴリーで自社のビジネスをとらえることで、顧客に提供する価値を広げていくという考え方です。

 

たとえばスターバックスが、喫茶店を「単にコーヒーを飲む場」ではなく「第3の場所」としてとらえることで、これまでの喫茶店とは異なるコンセプトを提案しています。鉄道会社が、輸送業としてだけでなく、旅行サービス業ととらえることで、新しい内装の列車や宿泊施設を提供するといったケースもあります。

 

 

■フロントエンド+バックエンド化

 

フロントエンドとは「集客するための製品やサービス」を指し、バックエンドとは「利益を得るための製品やサービス」を指します。すなわち「フロントエンド+バックエンド化」とは、集客のための商品と利益を得るための商品をうまく組み合わせたビジネスモデルのことです。

 

音楽業界

CD:フロントエンド コンサートやグッズ販売:バックエンド

ビジネス書籍

コンテンツ:フロントエンド 研修会やセミナー:バックエンド

 

小売店や飲食店でもあえて「集客のための儲けない商品」と「儲ける商品」に分けるケース(商品ミックス)がよくみられます。

 

 

■多毛作化

 

昼は喫茶店、夜は居酒屋といったように、時間によって別の業態の店に変えることで、顧客に複数の価値を提供するものです。カラオケボックスは、昼は勉強会の開催場所やカルチャースクールに使われていたりします。

 

(つづく)

 

【参考】

「カール教授のビジネス集中講義 ビジネスモデル構築」平野敦士カール著 朝日新聞出版

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい
(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

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