fc2ブログ

コミュニケーションの基本(AIM)①

社内や取引先との打ち合わせやメール、プレゼン、朝礼でのスピーチなど、ビジネスの現場では様々なコミュニケーションが発生します。しかしながら、メッセージの伝え方が上手な人と、そうでない人がいます。今回は、コミュニケーションの基本について、取り上げます。

 

■コミュニケーションの基本「AIM

 

AIM(目的)とはダートマス大学のメアリー・マンター名誉教授らが紹介したコミュニケーションのフレームワークです。

 

A=Audience(聴衆):どんな属性の人に伝えるのか

IInterest(目的):伝えることによって相手に何をしてほしいのか

MMessage(メッセージ):どんなメッセージを伝えれば相手は行動してくれるか

 

AIMを使ったコミュニケーションの例を見ていきます。

 

 

■ケース1(企画提案)

 

「あるテレビ局のプロデューサーは、予算1億円の単発ドラマを制作したいと考え、番組企画会議にはかることにした。どのような企画案でどのようにプレゼンすればよいか?」

 

A=Audience(聴衆)

・企画を審議する人たちはどんな番組にメリットを感じるか?テレビ局のブランドイメージの向上?コスト削減?偏りのない番組編成?若手のプロデューサーの活躍の場?

・彼らにイエスと言わせるためには、何を提案したらいいか?

 

IInterest(目的):

・プロデューサーは、この会議で何を達成したいのか?その場で1億円の予算を獲得したい?試作番組の制作用の予算が1000万円獲得できればよい?開発プロジェクトを立ち上げることだけ決まればOK?詳細を詰めるための次回ミーティングの設定ができればOK

 

MMessage(メッセージ):

・どんな企画書を書けば相手はのってくるのかを考えて、相手のメリットを強調した企画書を作成する。自分のやりたいことだけを強調しても目的は達成できない。

・企画会議の各メンバーの属性や利害を把握する。その上で、意思決定の仕方について知っておく。多数決かキーマンの独断なのかによって、訴求内容が変わる。

 

【参考】

『スタンフォードでいちばん人気の授業』佐藤智恵著 幻冬舎

スポンサーサイト



プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい
(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR