fc2ブログ

性格を構成するビッグ・ファイブ③(仕事の成果に影響を与える性格は?)

ビッグ・ファイブは仕事の成果(業績)に影響を与えます。下記は、これまでの研究成果をもとに仕事の成果と各ビッグ・ファイブ特性との相関係数(2種類のデータの関係を示す指標)をみたものです。値が1に近いほど正の相関(その性格が当てはまるほど仕事の成果が高まる)があり、値が小さいほど相関が弱く、マイナスになると負の相関(その性格が当てはまるほど仕事の成果が低くなる)があります。


ビッグファイブ相関係数

各性格と仕事の成果との相関係数をみると、真面目さ0.22、外向性0.13、精神的安定性0.08、協調性0.07、開放性0.04と関連性の強さでは真面目さが一番高くなっています。

 

また、真面目さの重要性は、仕事の種類や特徴にはあまり依存せず、広範な職業に影響を与えることが明らかになっています。

 

一方、明るさ、社交性を示す「外向性」と仕事の成果との相関係数はプロフェッショナル(学者、医師、弁護士など)の場合、マイナスですが、管理職、営業職では0.18、0,15と業種の中では最も高い数字となっています。やはり他人との交流や協調がより求められる職種ほど「外向性」が重要になってきます。

 

ちなみに認知スキルの代表例であるIQの重要性は仕事が複雑になればなるほど増し、特に大学教授、科学者、上級管理職にとってより重要であることが知られています。

 

いずれにせよ、将来どのような職を選ぼうと、「真面目さ」という性格スキルを身に付けることが重要であることがわかります。

 

また、ビッグ・ファイブの中で「真面目さ」が最も寿命との関係が高い(寿命が長くなる)ことも明らかになっています。

 

 

【参考】

『性格スキル』鶴光太郎著 祥伝社

スポンサーサイト



プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい
(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR