fc2ブログ

GRIT「やり抜く力」①

ビッグ・ファイブのうち職業人生に最も影響を与える性格が「真面目さ」であることは触れました。真面目さの中の1つの側面にGRIT(グリット:やり抜く力)があります。なお、GRITとは、以下の4つの語の略です。

 

Guts(度胸):困難なことに立ち向かう

Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける

Initiative(自発性):自分で目標を見据える

Tenacity(執念):最後までやり遂げる

 

ペンシルベニア大学心理学教授のアンジェラ・ダックワース氏によれば、素晴らしい業績やパフォーマンスは、才能ではなく「やり抜く力」です。

 

同氏によれば何か高いレベルのことを達成するには、まずスキルが必要です。スキルを獲得するためには、才能と努力が必要です。さらに何かを達成するにはスキルを活用する必要がありその努力が必須になります。つまり何かを達成するには、「スキルを得る」「スキルを活用する」の2回に努力が必要になります。その努力にかかわるのが「やり抜く力」です。

 

「やり抜く力」は、次のように示されます。

 

「やり抜く力」=「情熱」×「粘り強さ」

「情熱」=「興味」×「目的」

 

一時的に頑張るだけでは「やり抜く力」にはなりません。「粘り強さ」があるのは瞬発力ではなく持久力が重要であることを意味しています。困難があってもへこたれない気持ちが求められます。

 

また「情熱」とは、単に熱心なだけでなく、長い間1つのことにじっくりと取り組むということです。いくら興味があって好きだと言ってもあれこれ目移りするようようではだめです。そして、そのような「情熱」を持つためには、自分の人生で何を成し遂げたいのか、人生の大きな目標や目的が必要となります。

 

 

【参考】

『性格スキル』鶴光太郎著 祥伝社

『やり抜く力 GRIT(グリット)』アンジェラ・ダックワース著 ダイヤモンド社

 

スポンサーサイト



プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい
(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR