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ブランドステートメント②

前回、ブランドステートメントについてご紹介しました。ブランドステートメントとは、ブランドの憲法と呼べるもので「顧客にどのようにブランドを捉えてほしいか」「顧客にどのような価値を提供するのか」を表明し、約束するものです。

 

各社のブランドステートメントを見ても書いてある内容はマチマチで特に決まった様式があるわけではありませんが、東急ハンズのブランドステートメントはなかなか秀逸だと思います。

 

<東急ハンズのブランドステートメント>

 

コンビニは「便利」を売る。ブランドショップは「豪華」を売る。魚市場は「イキのよさ」を売る。では、東急ハンズは何を売るところですか?とたずねられたら、「それはヒントです!」と言いきりたい。(ブランドエッセンス)

 

そう、ここには「できあいの答え」は、ひとつも置いてありません。

 

全フロアが、何かをつくりたい人、はじめたい人にとっての「きっかけ売り場」であり、「発想の一歩目」である。(ブランドターゲット)

 

心動かすことぜんぶ!が、ひとつのビルに、ぎゅっと詰めこまれている。

 

「アレがあるから行く」にとどまらず、「何だかわからないものに出会えるかもしれないから行く」・・・発見買いのヨロコビがあふれている。(ブランドパーソナリティ)

 

素材がうりのお店だから、流行のスタイルをまるごとそのまま提供はしないけれど、ここにあるパーツやヒントを組あわせていけば、実現できない夢は、きっとなさそうだ。(コア事業の具体的特徴・心理的価値)

 

だから、新しい東急ハンズは、いまのあなたにとっての「ヒント・マーケット」。お客さまがハンズでヒントを見つけ、くらしを創りだし、そして私たちもお客さまから明日のハンズのヒントをもらっていく。そんな幸せな関係を、もっともっとふくらませていきたい。(ブランドパーソナリティ・心理的価値)

 

モノ・コト・ヒトのすべてが出会い、すべての新しい価値がそこからうみだされる、うれしい場所へ。ヒトにヒントを、いままで以上に送り出していけるお店へ。東急ハンズの、ハンズらしい進化は、続いていきます。(ブランドエッセンス・心理的価値)

 

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

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