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さようなら安倍政権②

共同通信と、日経新聞・テレビ東京が週末に行った世論調査で、安倍内閣の支持率は55%となり、先月の調査より12%ポイントの大幅な上昇となりました。相変わらず多くの新聞やテレビでは報道していないようで、反安倍のスタンスを最後まで貫き通すようです。

 

反安倍の立場の人はこの支持率上昇を「理解不能」「同情票ではないか」と言っています。同情票もある意味では支持率といえますが、世論調査の結果を「理解不能」で片付けるのはどうでしょうか。単に理解したくない、受け止めたくないだけだと思います。

 

タレントの東国原英夫氏は「内閣支持率が上がったのは、そういった観点でみると辞めてくれてありがとう、ということにもとれるんですよ」といいます。ここまでくるとそれこそ東国原氏の分析力の乏しさに同情したくなります。そんなに不人気なら、歴代の不人気内閣もさぞや退陣の際に支持率があがったのであろうと、歴代内閣の支持率の推移を下記サイトで確認してみました。

http://honkawa2.sakura.ne.jp/5236a.html

 

近年では、麻生・管内閣、記憶の範囲では竹下内閣や森内閣が浮かびますが、辞任時にまったく支持率は上がっていません。彼は人を馬鹿にしているのか、それとも悔しくて仕方がないのでしょう。

 

第2次安倍政権の7年8ヶ月は左派メディアの誹謗中傷との戦いであったと言えるでしょう。森友・加計問題が典型的です。ただ首相と関係者が知人であったからというだけで、まったくの憶測(というより捏造)の報道を繰り返し、さらにそれに野党議員が乗っかって国会を空転させた罪は大きいでしょう。

 

森友学園でいえば、籠池氏のご長男がどのようにして左翼活動家や野党議員が自分たちに近づいてきたかを告発されてきましたし、その後、籠池夫妻もあれは野党に乗せられたものであると告白されています。

 

加計学園はさらにひどく、何もないところに無理やり疑惑をでっちあげ、政権攻撃を目論む野党とメディア、獣医学部新設をこれ以上認めたくない文科省および族議員の共謀とさえいえます。これについては以前にもこのブログでも書きましたのでご参照ください。http://bgeducation.blog.fc2.com/blog-entry-370.html

 

国会参考人質疑でも、規制緩和に反対の前川元文科事務次官の発言ばかりが報道され、当事者である元加戸守行元愛媛県知事、特区WG座長代理の原英史氏の発言時間および首相の関与は全くないという発言は意図的ともいえるほど小さく扱われました。

 

私はこの一連の過程で規制緩和への抵抗がここまで強いのかと驚愕しました。考えてみればマスコミが規制緩和に反対するのは、彼ら自体ががちがちの規制業種ですから当たり前なのかもしれません。また、何かと既得権益を批判する左派野党こそが規制緩和に反対なのだということも明らかになったと思います。

 

昨年からは原英史氏に矛先を向けたようで、毎日新聞や国民民主党の森ゆうこ議員らが「特区提案者からお金を受けてコンサル業務をしていた」などと一面連載ならびに事実無根の国会質疑を行い、原氏から訴訟を起こされています。結局のところ彼らには事実関係などどうでもよく、所詮人権派でもなんでもないのでしょう。ちなみに毎日新聞は連載をしておきながら、「金銭収受の事実を報道したつもりはない」と主張しているようです。

 

ちなみに石破4条件なるもので規制緩和を阻止したのが石破茂氏といわれています。「学部の新設条件は大変苦慮しましたが、練りに練って、誰がどのような形でも現実的には参入は困難という文言にしました」と語ったといいます。石破茂氏の人気が高いようですが、支持する方は一体それをご存知なのでしょうか?

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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