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採用で見るべきポイント④

■その能力は自社内で育成の機会があるか

 

ブラッドフォードは、「簡単に変化する能力」は採用後に育成できるのだから採用段階においてしゃかりにきなってみる必要はなく、「非常に変わりにくい能力」については、採用段階でしっかり見ておかないと、後々どうしようもないと主張しています。

 

しかしながら、採用後にも、自社で育成できないという場合もあるでしょう。たとえば、コミュニケーション能力は育成可能ではあるが、育成する機会や育成するスタッフがないということもあるかもしれません。

 

よって、採用段階では、「その能力は育成可能かどうか」ということの他に、「その能力を自社内で育成の機会があるかないか」という点も必要になります。

 

 

■「変わりにくい」「育成機会のない」能力を重視する

 

以上から採用にあたっての手順は次のようになります。

 

  「採用応募者のどの能力を評価するか」

自社にとって意味のある能力は何かを洗い出しておくということです。意味のない能力なら、当然ながら採用段階では考慮しません。

  「その能力は変わりにくいか」

「変わりにくい能力」なら採用段階で重点的に見て、「変わりうる能力」なら基本的には採用後の育成に委ねます。

  「その能力を育成する機会があるか」

その能力を育成する機会があるのであれば、採用段階で見るべきものではない可能性が高いですが、育成が難しい場合は、採用段階で見るべきです。

 

このように、「変わりにくい」、あるいは「変わりやすいが自社内で育成機会のない」能力こそが、採用において企業が注目するべき能力なのです。

 採用でみるべき能力

【参考】

『採用学』服部泰宏著 新潮社

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

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