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現場の改善能力(見える化)⑤

さて2回に渡り、「見える化」の5つのカテゴリーについて見てきました。

①問題の見える化
・異常の見える化
・ギャップの見える化
・シグナルの見える化
・真因の見える化
・効果の見える化

②状況の見える化
・基準の見える化
・ステータスの見える化

③顧客の見える化
・顧客の声の見える化
・顧客にとっての見える化

④知恵の見える化
・ヒントの見える化
・経験の見える化

⑤経営の見える化

これらの「見える化」は、個別に存在するのではなく、問題可決という共有目標の中で1つのシステムとして機能します。

問題とは異常とギャップの認識です。ギャップが見えるためには、基準とステータスが見えていなければなりません。また異常はその発生を知らせるシグナルとつながっています。

表面的な事象として捉えられた異常やギャップを考察・解析することによって、真因が見えてきます。そしてその是正のために、改善による問題解決が図られます。そのためにはヒントと経験という知恵が必要となり、その成果を測るために「効果の見える化」が必要となります。

顧客はオペレーションにおける連鎖的な仕組みの前後(出発点やゴール)に位置づけられるものです。オペレーションの品質を規定するベースとなる顧客の声や反応を「見える」ようにすることです。

さらに経営は、経営管理という一段高次のレベルでオペレーション全体の品質をモニタリングし、外部への情報開示を行う仕組みであると位置づけられます。

「見える化」は、個々の断片的な取り組みだけでは大きな効果を生むのは難しいです。「見える化」のシステムの全体像を常に意識した上で、個々の「見える化」の構築に取り組みことが重要です。

【参考】
『見える化』遠藤功著 東洋経済新報社


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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

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