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チームのダイナミズム①

■チームを上手く機能させるためには?

 

チームを上手く機能させるためには、2つのことが必要です。1つは人選、2つめはチームのダイナミズム(活力)を維持させることです。

 

1つめの人選とは、似たような人物をメンバーに揃えるのではなく、多様な人材をそろえることです。これについては本ブログの「役割分担の基本②(チームの人選)」で取り上げましたので、今回は2つめの「チームのダイナミズムの維持」について触れたいと思います。

 

 

■チームの活力を維持するために

 

チームの活力があるとは、個々のメンバーがやる気を持って業務の遂行にあたっている状態、逆説的にいえば、11人が手抜きをしない状態といえます。

 

組織の発達段階を表すものに、タックマンモデルというものがあります。これによれば、組織は5つの発達段階を経ます。

 

  形成段階

メンバーが知り合いになるが、まだ互いに遠慮がちである段階。しかし、集団メンバーとしての意識が徐々に芽生える。

 

  波乱段階

集団内での役割や序列、リーダーシップ、集団構造が明確になっていく段階。その過程で、メンバー間で競争や葛藤も生じる

 

  規律成立段階

集団の目標が明確になり、規範が成立し、集団の凝集性(団結の度合い)も高まっていく段階。

 

  課題遂行段階

メンバーが協力しながら課題遂行に邁進する段階。

 

  解散段階

目標が達成される、あるいは失敗に終わることで結果が明白になり、メンバーが集団から離れる段階。

 

メンバーの手抜きは、③④では起きにくいです。①②の段階では、集団の構造が不明瞭でコンフリクト(対立)が生じることもあり、うまく適合できないメンバーの動機づけが高まらない可能性があります。また、最後の⑤段階でも、集団の目標が失われるために、手抜きが生じます。

 

以上から、チームのリーダーに求められるマネジメントとしては、「チームの目標をすぐに明確にし、浸透させること」「チームの目標が達成されたら(失われたら)、すぐに目標を再設定すること」の2点になります。

 

 

【参考】

『あなたの部下は、なぜ「やる気」のあるふりをするのか』釘原直樹著 ポプラ社

 

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
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