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プラットフォームビジネス①

公正取引委員会は3月15日、アマゾンジャパンに独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査に入りました。自社サイトで販売する商品のメーカーに値引き販売額の数%から数十%を「協力金」として要求した疑いで、公取はアマゾンが優越的地位を乱用したと見ています。

アマゾンといえば、グーグル、アップル、フェイスブックと並んで(GAFA)、プラットフォームビジネスの代表格です。プラットフォームを制するものは、圧倒的に1人勝ちの状態になるといわれています。今回は、プラットフォームビジネスについて取り上げたいと思います。

 

 

■プラットフォームビジネスとは?

 

プラットフォームビジネスとは、ざっくり「顧客に価値を提供する製品群の土台となるもの」、つまり「他のプレイヤー(企業、消費者など)が提供する製品・サービス・情報と一体となって、初めて価値をもつ製品・サービス」と定義されます。

 

たとえばグーグルの検索機能は、検索結果としてウェブサイト(他の人々が発信する情報)が無ければ価値はありません。フェイスブックも同様です。アップルのiPhoneも他社が提供するアプリによって価値が高まっています。

 

 

■プラットフォームビジネスの2つのタイプ

 

プラットフォームビジネスには大きく2つのタイプがあります。1つは、基盤型プラットフォームです。これは、ゲーム機のように補完製品(ゲーム機の場合はゲームソフト)が存在することを前提にしたものです。この型においては、補完製品をプラットフォーム製品と一緒に利用することで、製品としての機能が発揮されます。

 

もう1つは媒介型プラットフォームです。これはユーザー感の仲介、コミュニケーションや取引の媒介などの機能を持つものです。ネットオークション、SNS、動画投稿サイト、ホテル予約などのネットサービス、クレジットカードなどは媒介型プラットフォームです。

 

現実のプラットフォームは、両方の側面を保有していることが多いです。たとえばSNSは人々のコミュニケーションの基盤を提供している一方で、補完製品としてアプリも提供しています。

 

 

【参考】

『プラットフォームの教科書』根来龍之著 日経BP

 

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
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