FC2ブログ

自分の企画を認めさせるため工夫③(心理的距離)

自分の企画案を認めさせるためには、自分と相手との間に存在する心理的な距離をつめる必要があります。

 

■自分と相手との間に存在する心理的な距離

 

自分と相手との間に存在する心理的な距離には、次の4つがあります。

 

  社会的距離(自分と他者との隔たり)

  時間的距離(現在と将来との隔たり)

  空間的距離(現在地と別の場所との隔たり)

  経験的距離(想像と実体験との隔たり)

 

 

■社会的距離

 

自分と相手とでは考え方、認識、利害が異なります。自分の企画を受け入れてもらうには、この社会的距離を埋める必要があります。そのためには相手の関心事項や利害をあらかじめ把握する、あるいは議論の中で相手に理解を示すことが求められます。

 

 

■時間的距離

自分と相手の時間軸が異なるケースはよくあります。たとえば自分にとっては早急に企画を通す必要があっても、意思決定権者である相手にとってはそれほど差し迫った問題ではなく、「まあ、考えておくから」で終わってしまうなんていうケースです。

 

この場合、自分の時間軸に相手を合わせることが求められます。たとえば、差し迫った問題であるという認識を持たせるような説明をする、企画案を実施するためには期限がある(今が絶好のタイミングである)ことを分からせるといったようなことです。

 

場合によっては、あなたが、スケジュールを設けて期限を明確にするようリードすることも必要かもしれません。

 

また、将来のイメージを思い描かせることも有効です。将来の成果を今の時点で具体的にイメージさせることで、実感を持ってもらうということです。

 

 

■空間的距離

 

自分と相手とが物理的に離れている場合です。人は物理的にも近い人に親近感を持つ傾向がありますから、この距離を縮めておきたいところです。

 

この場合は、相手に直接会いにいく、メールなどでまめに連絡するといったことになります。

 

 

■経験的距離

 

あなたにとっては、経験に基づいた企画案であっても相手にとっては単なる創造の産物でしかないということはよくあります。

 

この場合は、たとえば企画案の契機となった現場を相手にみさせることで、経験を共有することが大事です。

 

 

【参考】

『ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2016 02 月号「人を巻き込む技術」』ダイヤモンド社

 

 

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
※ (at) は @ に置き換えて下さい
(お急ぎの場合は携帯電話までご連絡ください)

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR