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話し方のダイナミズム

■自分らしさを表現する

 

予定調和調だったり、単に原稿を読み上げているようなスピーチでは、聞き手の積極的な態度を引き出すことができないのはいうまでもありません。いくら内容自体が優れていても、エトス(受け手が送り手に持つ態度・信頼感)やパトス(感情・フィーリング)に欠けるからです。エトスやパトスに訴えかけるためには、自分らしさを表現する必要があります。ポイントは次のとおりです。


①しっかり準備する

②ただし暗記はしない

③個人的なエピソードを語る

④話す内容を意識する

⑤「何を言うか」より「どう言うか」を考える

 

しっかりとした準備がその場での自信をうみます。しかし気をつけなければならないのは、正確に準備どおりやろうとは思わないことです。聞き手の反応等によって柔軟に内容は変えるべきで、新たに付け加えたり、外したりといった即興的な対応が求められます。といいうより、そうしたことまで含めての準備ともいえます。即興的な態度が自信や信頼感を生み出すのです。

 

 

■話しかたのコツ

 

話し方のコツは以下のとおりです。


①相手を見て話す

②最初は一番遠くの人に話しかける

③早口でもよいが適度な間を取る

④強調の副詞(必ず、絶対に、非常に、とても等)を上手く使う

⑤言い切る(断言する)

 

聴衆1人1人に訴えかけるためには、1人1人にアイコンタクトを取ることが求められます。そこまでいかなくても、少なくとも全体を意識しているというフリはしたいところです。慣れないとこれが難しく、誰とも目を合わさなかったり、特定の人ばかり目をむけて話してしまったりします。照れといったこともあるでしょう。コツはまず遠くの人に話しかけることから始め、慣れてきたら徐々に全体を見回すという手順を踏むと、スムースです。

 

また、よく話し始めや語尾に「えー」がつい出てしまう方がいて、相談されることがあります。この場合、「えー」を言わないようにしようと気をつけるのは逆効果です。人は気にするほどしてしまうものだからです。この場合は、文節を短く切り、「○○です」と言い切るとよいです。やってみるとわかるのですが、強い言い切りで終わると、その後に「えー」」ということが物理的に困難になります。もちろん主張に自信があるという印象を与えることもできます。ぜひ、試してみてください。

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
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