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問題発見の4P

ミーティングの場で、各々のメンバーから問題が提起されますが、果たしてそれは議論すべき問題なのか疑問に思うことも多いでしょう。適切な問題提起なのかどうかチェックするためのフレームワークとして、問題発見の4Pというものがあります。

 

  Purpose

何のために問題を解決するか

  Position

誰にとっての問題か

  Perspective

思考が十分に広がっているか(問題の範囲)

  Period

どのタイミングの事象を問題ととらえているか、

 

悪い問題の捉え方は、売上不振に陥り、なんとか急場をしのがなければならない企業や部門でよくみられます。

数字をなんとか作らないといけないということで、すぐにできて対処療法的(ただし売上へのインパクトはほとんどない)ことをやりたがります。本当は土台となる顧客への姿勢が問題なのに、手間がかかる、効果が出るのに時間かかかる、社内で波風が生じるなどの理由で避けてしまうのです。

 

<悪い問題設定の例>

  Purpose

目の前の数字をどう捻出するか

  Position

自分たちの短期的な評価

  Perspective

対処療法的な解決策(例:費用削減、顧客にとっては何も価値がないオプション的な製品・サービスの販売、値上げ(あるいは値下げ)

  Period

月単位か長くても四半期

 

<良い問題設定の例>

  Purpose

顧客から選ばれるためにはどうすべきか

  Position

組織全体

  Perspective

顧客にとって価値のある商品の開発、そのための組織能力の蓄積、人材の確保

  Period

今後10年間

 

 

【参考】

『ビジュアル ロジカル・シンキング』平井孝志、渡部高士著 日本経済新聞出版社

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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