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バリューチェーンのデコンストラクション③

■マーケットメーカー

 

マーケットメーカーとは、市場を作って取引を仲介するプレイヤーです。既存のバリューチェーンの間に割って入り、売り手と買い手の間に新しい市場をつくりだします。従来の取引が非効率であれば、効率的な仲介プレイヤーに置き換えるか、みずからが仲介プレイヤーとなって、ムダを排し、満たされないニーズに応えるものです。


マーケットメーカー


マーケットメーカーが成立するためには、取引に参加するプレイヤーが多数必要です。具体的には、製品やサービスの提供者が多いため仲介することに価値がある場合や、顧客が地理的に分散していてそれをつなぐ価値が高い場合に成り立ちます。ある地域に限定されてきた取引を全国的につなぐなど、分散型の市場を広域化し、規模の効果、範囲の経済性を生かせる場合にも価値があります。

 

マーケットメーカーは、本ブログでもご紹介した媒介型プラットフォーム(ユーザー感の仲介、コミュニケーションや取引の媒介などの機能を持つもの)とほぼ同じものと考えてよいでしょう。ネットオークション、SNS、動画投稿サイト、ホテル予約などのネットサービス、クレジットカードなどは媒介型プラットフォームです。

 

 

【参考】

『グロービスMBA事業戦略』相葉宏二、グロービス経営大学院著 ダイヤモンド社

『プラットフォームの教科書』根来龍之著 日経BP



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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
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