スピーチのフォーマット②
<フォーマット2:問題提起、原因、解決方法、解決策>
研究成果を発表するときや、コンサルティングをした結果をプレゼンするときによく使われる。
(例:心理学者が睡眠障害について発表した事例)
(1)導入
本日は睡眠シンポジウムにお招きいただきありがとうございます。不眠で困っている方、みなさんの中にどれくらいいるでしょうか?
(2)本論
本日お伝えしたいのは、不眠の原因とその解決方法についてです。
① 問題提起
アメリカでは、7000万人を超える人々が睡眠障害に悩んでいるといいます。睡眠障害は集中力や記憶力の低下、不安障害、うつ病、高血圧、肥満などを引き起こす恐れがあります。
② 原因
睡眠障害の大きな障害になっているのが、仕事や子育てのストレスです。
③ 解決方法
この問題を解決するには、1、2、3という3つの方法があります。
解決法1は認知行動療法です。この方法は・・・
解決法2は定期的な運動です。運動はストレスを解消し、睡眠障害に効果があることが研究からわかっています。
解決法3は瞑想です。瞑想にはストレスを緩和する効果があることが立証されています。
④ 解決策
ここにお集まりのみなさんにもっとも推薦したいのが、瞑想です。なぜなら・・・だからです。
(3)まとめ
「本日は、不眠の原因とその解決方法についてお伝えしましたが・・・」ともう一度、本論の内容を要約して話す。
私のお話がお役に立てば幸いです」ともう一度、本論の内容を要約して話す。
【参考】
『スタンフォードでいちばん人気の授業』佐藤智恵著 幻冬舎