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意図的な練習①

■単に粘り強く練習してもダメ

 

「1万時間の法則」というものがあります。これは、何事も一流になるためには、1万時間の練習が必要だということです。しかしながら、単に長時間練習してもいいわけではありません。多くの人はその前に脱落してしまいますが、仮に長時間練習してもスキルが頭打ちになってしまう人が多いです。

 

トップクラスのエキスパートは、単に長時間練習するのではなく、「意図的な練習」を行っているのです。

 

 

■意図的な練習の条件

 

意図的な練習には、次の4つの条件があります。

 

  明確に定義されたストレッチ目標

今までどおりやれば達成できるような目標では成長はありえません。ストレッチ目標とは、「努力しなければ達成できないような少し背伸びした目標」のことです。たとえば短距離走の選手が100m10.3秒なら、次は10,2秒を目指すといったことです。自分のスキルがアップするような1つの明確なストレッチ目標を設定します。

 

  完全な集中と努力

テレビでスポーツ選手の練習を見ると、コーチが付きっきりで指導しているように見えますが、実は1人で練習している時間のほうが長かったりします。練習時間の7割は練習という選手もいます。1人で個々の動作をゆっくり丁寧に確認するためです。音楽家の場合も、グループや他の音楽家と練習するよりも、1人で練習する時間が多い人ほど、スキルの上達が早いことがわかっています。

 勉強や研究などで、教室での受講やディスカッションよりも、1人の時間を多く取るのと同じです。

 

  すみやかで有益なフィードバック

エキスパートは、自分のパフォーマンスが終わるとすぐ、熱心にフィードバックを求めます。特に他人の否定的なコメントを求めます。うまくできた部分よりもうまくできなかった部分を知って克服することを望むのです。

 

  たゆまぬ反省と改良

改善すべきことがわかったら、ストレッチ目標を完全にクリアできるまで何度も何度も繰り返し練習します。

 

【参考】

『やり抜く力 GRIT(グリット)』アンジェラ・ダックワース著 ダイヤモンド社

 

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
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