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日銀審議委員に安達誠司氏が内定②

今回、原田泰氏に代わり日銀審議委員に就任予定の安達誠司氏(丸三証券経済調査部長)は一般の方には馴染みがないかと思いますので少しご紹介します。

 

実は安達氏は知る人ぞ知る経済予測的中率No1エコノミストです。たとえば消費増税後の日本経済、トランプ政権の経済予測、日銀金融緩和の効果、マイナス金利導入後の円高・物価上昇率下落など節目の予測はすべて当てているといってよいでしょう。さらに昨年1月末から2月に欠けて2回株価がクラッシュしましたがこれも予測していました。

 

経済は様々な要因がからむので予測は困難ですが、その中で安達氏の的中率は驚異的といってよいです。参議院議員の渡辺喜美氏も国会質疑の中で安達氏の著書を手に取りながら「この人の予測は本当によく当たる」と言っていました。

 

安達誠司氏の主なこれまでの予測や主張をまとめてみます。

 

・日本の長期デフレの要因は日銀の消極的姿勢であり、ほとんどデフレに誘導しているかのようであった。

・財政規律を優先するのは誤りで消費税引き上げによる国内消費の低迷は長期にわたる。

・その結果、2020年の日本経済は緩やかに停滞する。よかった雇用環境もすでに悪化の気配がある。

・働き方改革は残業代抑制を通じて国内消費にマイナスに作用する。ほとんどGDPには効果がない。

・現状を打破するためには政府が国債を発行して支出を増やし、日銀の買いオペ対象を増やすべきだ。アベノミクスは政府が足を引っ張っている。

・トランプ政権の経済感覚は利上げを志向するFRBよりも正しい。

・米中貿易戦争は覇権争いなので今後も続くが、中国がもはや詰んだのは明らかである。中国が成長できないのは明らかで一体一路構想はすでに破綻している。

・イギリスのEU離脱は経済的には合理性が高く、悪影響は少ない。

・一方、EU側は過度な緊縮政策と環境政策で今後も低迷する。

 

安達氏はネット上のコラムやネット番組で情報発信していて私も大いに当てにしていました。

 

ネットコラム:現代ビジネス 安達誠司「講座:ビジネスに役立つ世界経済」

ネット動画:チャンネルくらら 安達誠司のマーケットニュース 

近著:「消費税10%後の日本経済」すばる舎

 

審議委員の国会提示により一切の言論活動が行われなくなってしまい、個人的にはかなり大打撃です。

 

一方、安達氏の主張とはまったく逆の主張をしことごとく外していた東大・一橋大・慶大の教授およびその傍流の学者、大手シンクタンク系エコノミストいまだに専門家として新聞やテレビで偉そうにコメントしているのを見ると呆れるほかありません。こういってはなんですが、アベノミクス以降だけを見ても新聞やテレビの経済予測はいつも外れます。

 

みなさんはいつも外れる専門家のいうことを信頼できますか?

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
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