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商品は、他者との関係づくりや自己表現のツール

私たちは人と人との相互作用(関係)の中で生きており、商品もその相互作用の中で初めて意味が生じるものが多くなっています。今日では商品は、他者との関係づくりや自己表現のツールとしての意味合いを強めています。こうした消費パターンは12種類あるとされインターパーソナル消費と呼ばれます。

 

<共同利用型>

●集団利用型消費

複数の人間が共有したり、共同使用したりする。

例)カーシェアリング

 

●集団行為型消費

特定の集団的行為に参加するために購入・使用する。

例)スポーツチームの応援グッズ

 

●関係象徴型消費

同じ集団。仲間・階層に所属していることを表現する。

例)ユニクロのチームウェア、プロスポーツチームのユニフォーム

 

●関係強化型消費

既存の関係をさらに強める。

例)家族と一緒の旅行プラン

 

●関係刺激型消費

既存の関係を刺激し変化を与える。

例)隠れ家レストラン

 

●関係創出型消費

未知の他人と関係を発生させたり、断絶していた関係を回復させたりする。

例)SNS

 

<消極的関係調整型>

●関係維持型消費

既存の関係を円滑に維持・保全する。

例)ハウスウェディング

 

●関係緩衝型消費

濃密すぎる関係を仲介したり、意図的に緩和させたりする。

例)eメール、SNS

 

●関係遮断型消費

他者との関係が成立していないことにし、葛藤を未然に防止する。

例)お1人様プラン

 

<自己表現型>

●利他的消費

自分以外の他者のために購入・使用する。

例)家族向け・子供向け商品

 

●智縁要請型消費

習熟者からの知識伝達を前提に、購入・使用する。

例)化粧品と「@コスメ」サイト

 

●認知獲得型消費

自己の存在を他者や社会に認知させる。

例)自費出版

 

自社の扱う商品が上記の他者との関係づくりや自己表現のツールとしての意味合いを持たないか考えて訴求するヒントになります。

 

【参考】

『コンテンツマーケティング』新井範子、福田敏彦、山川悟著 同文舘出版

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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