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「生きている会社」であり続けるために、経営者が為すべき仕事

■経営者が為すべき4つの仕事

 

コンサルティングファームのローランド・ベルガー日本法人会長の遠藤功氏によれば、「生きている会社」であり続けるために、経営者が為すべき仕事は次の4つに集約されます。

 

  扇動者

会社の目的、目標を高々と示し、社員たちを煽り、力強く鼓舞する。

  羅針盤

目的達成のための具体的かつ現実的な道筋を示す。

  指揮者

全社員をひとつにまとめ上げ、上質なハーモニーを生み出す。

  演出家

社員たちが自律的に行動する仕組み、仕掛けを講じ、社員全員を主役にする。

 

 

■置かれている状況によって経営者の仕事は異なる

 

これらの4つの仕事の濃淡は、会社の成長ステージ、規模、競争環境などによって大きく変わってきます。

 

会社の創生期には「扇動者」「羅針盤」の仕事がとても大事であることは言うまでもありません。会社の基盤がある程度整ってくれば、「指揮者」として全体をとりまとめる仕事が重要になります。

 

そして、会社が安定期に入れば、「演出家」として社員たちのために「舞台装置」を整えることが求められます。同時に、次なる成長に向けて、「扇動者」「羅針盤」としての仕事も並行して進めなくてはいけません。

 

これら4つはあくまで仕事であり、リーダーシップのスタイルではありません。スタイルは個人の特徴、特性によって個性があって当然ですが、リーダーとして為すべき仕事は同じです。

 

経営者は会社の置かれている状況に合わせて、いま求められている仕事を正しく認識し、実行しなくてはいけません。

 

 

【参考】

『生きている会社、死んでいる会社』遠藤功著 東洋経済新報社

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
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