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ポスト安倍政権の経済学①(菅官房長官)

安倍首相辞任にともなう総裁選も菅官房長官の勝利でほぼ決まりのようですが、ここで3候補の経済政策について見てみます。今回は、菅官房長官について取り上げます。

 

アベノミクスの継承を訴える菅官房長官は出馬表明でも金融政策の重要性を強調しており、3候補の中ではもっともアベノミクス(マクロ経済政策)の理解度は高いでしょう。また必要に応じて財政政策を行うとしています。

 

安倍首相やリフレ派経済学者とも近いことから、消費税引き上げについてはもともと懐疑的とも思われますが、現時点では消費減税については否定しています。立憲民主党・国民民主党が消費税引き下げに転じたことから、選挙次第で消費減税に転じる可能性はあります。

 

次にミクロ政策については、もともと総務大臣時代に、ふるさと納税を導入し、また電波オークション導入にも積極的であること、出馬表明でも携帯電話料金の引き下げや省庁の縦割り打破を強調していることからも、規制緩和が真骨頂といえます。竹中平蔵氏や岸博幸氏(慶應大学教授)らに近いとされています。

 

菅官房長官は調整型といわれますが、実際にはかなりの辣腕家のようです。今後は党内の族議員、マスコミ業界、関係省庁との軋轢が生じるでしょうが、辣腕をどこまで振るえるかが注目されます。

 

加計問題などでもわかるように、規制緩和についてはメディアや官僚の抵抗が激しく、安倍政権支持者の保守派の中でも反発が予想されます。モリカケの時のようなとんでもない捏造報道が起き、政治が空転する事態が懸念されます。

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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