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価値観数①(複数の利得は分離する)

価値関数は、金銭や財の水準によって、満足度(効用)がどのように変わるかを表したものです。価値関数

これによれば、人はある基準(参照点)から所得が増加するにつれ満足度が逓減することになります。たとえば所得が現在から100あがったときの満足度が10だとしたら、200のときは(20ではなく)15、300のときは(30ではなく)18といった具合です。

 

次のケースを考えてみましょう。

  宝くじで1万5000円が当たった時の満足度

  宝くじで1万円が当たった時の満足度+その後にさらに5000円当たった時の満足度

 

仮に5000円の満足度が101万円の満足度が15、1万5000円の満足度が18だとしましょう。そうすると①の場合は満足度が18で、②の場合は25になりますから、②のほうが人は嬉しいということになります。

 

欧米では「プレゼントは分けて小出しにする」という言葉があります。テレビショッピングなどでも、最初からすべての商品パッケージを提示しないで、付属品、オプション、おまけ、送料無料など次から次へと加えることで魅力を高めています。

 

ジャパネットたかたのCMは価値関数に見事に沿った内容といえます。

 

【参考】

『東大教授が教えるヤバいマーケティング』阿部誠著 KADOKAWA

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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