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アサエルの購買行動類型

消費者の関与(商品に対する関心・興味)と知識レベルが、ブランド選択に与える影響を、情報処理過程の違いから類型化したものが、アサエルの購買行動類型です。


アサエル

<複雑な情報処理を伴う購買行動>

まず、知識が豊富な消費者はブランド間の差異を認識します。さらに関与が高い場合は、ブランド間の違いを様々な観点で分析・評価して、それらのバランスから購買ブランドを決めるような、複雑な情報処理を行います。

 

商品知識が豊富で関与が高い人は中心的ルート(ブランド間の違いを論理的に比較し、購買ブランドを選択する)で決定し、そうでない人は周辺的ルート(イメージや評判、外観など商品の周辺部分で購買ブランドを選択する)で決定します。複雑な情報処理を伴う購買行動は、「中心的ルート」での決定といえます。

 

<認知的不協和の低減>

「あっちにしておけばよかった」など消費者は購買後に何らかの後悔を感じるといわれます(認知的不協和)。関与が高くてもブランド間の違いを認識していない(知識レベルが低い)場合は、どのブランドを買えばよいか分からないので、あとで選択を後悔しても言い訳ができるように、とりあえず人気の一番高いものを買う傾向があります。

 

<慣性型購買行動>

関与が低い場合はカテゴリー自体に無関心です。そのため、どの商品も同じようだと感じている場合には、習慣的「いつもの」ブランドを選びます(日常的反応行動)。

 

<バラエティー・シーキング>

商品に対する知識があり、商品間に違いがあることを認識している場合には、いろいろなブランドを試しに買いまわる行動(バラエティー・シーキング)が見られます。

 

 

【参考】

『東大教授が教えるヤバいマーケティング』阿部誠著 KADOKAWA

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
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