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起業家の条件⑦

前回に続いて創業前にしておくことについて考えてみたいと思います。

 

■買ってくれる顧客を5人挙げられるか?

 

起業が失敗する理由は様々ですが、もっともありがちなのは「これならある程度売れるだろう」と自分たち本位で考えてしまうことです。そして大抵は結局ほとんど誰も買わなかったというオチになります。

 

新規事業は企画段階で顧客への提供価値や顧客を具体的にイメージできなければ必ず失敗します。購入してくれる顧客を最低でも5人想定できなければ、新規事業はまず失敗するともいわれています。

 

 

■顧客の悩み解決を具体化する

 

ビジネスの社会的な存在理由は、ただ1つ「顧客の悩みを解決すること」です。よって、これから始めるビジネスが提供する顧客価値を具体的に示す必要があります。

 

<畳屋の例>

×:畳の張り替え一筋50年。お客様の様々な悩みに誠心誠意に寄り添います。

〇:畳の部屋が欲しいがインテリアにお困りの方へ

 

 

■他社の観察

 

自分のビジネスの顧客は少なくとも現時点では他社で消費活動を行っています。よって、その他社を観察して取り入れることは有効です。たとえば顧客はどのような悩みを持っているのか、その他社にどのような不満があるのか、その他社のどこが気に入っているのか、その他社はどのようにして課金しているのかといったことです。

 

他社の観察に当たり重要なのは、どのような商品やサービスを展開しているのかといった表面的なことではなく、顧客の事情や、ビジネスの仕組みです。結局は、提供する顧客価値と、それを適切にマネタイズして利益を稼ぐ仕組みがビジネスの命脈だからです。

 

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プロフィール

三枝 元

Author:三枝 元
1971年生まれ。東京都在住。読書好きな中年中小企業診断士・講師。資格受験指導校の中小企業診断士講座にて12年間教材作成(企業経営理論・経済学・組織事例問題など)に従事。現在はフリー。
著書:「最速2時間でわかるビジネス・フレームワーク~手っ取り早くできる人になれる」ぱる出版 2020年2月6日発売
「中小企業診断士のための経済学入門」※絶賛在庫中!
連絡先:rsb39362(at)nifty.com
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